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グルメ番長

 

  

 

 

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2021.3 A BAKESパイナップルアップサイドダウンケーキ

 

店名のAは頭文字のA、エエもんのA、末広がりのA

 

 今から約5年半前、千切屋さんで大女将から「娘が商売を始めたから、いっぺん味見してください」といただいた、アメリカンな菓子のことを今でもハッキリと記憶しとります。経験したことのない、実に大人な雰囲気の美味しさにビックリさせられたもんでっせ。それがA BAKESさんとの初めての出会いですわ。
さて、表面のキャラメル状になった部分がパイナップルになじんで、メチャクチャ美味しいこのケーキ。手に取ると、生地のシットリした質感とズッシリした重量感がたまりません。創業時からの人気商品で、アタシだけやなく編集室のスタッフにもファンが多い逸品です。
ケーキ型の底にパイナップルを敷き、生地を流し込んで焼き上げます。それをひっくり返すから「アップサイドダウン」ね。パイナップルのジューシーで爽やかな感じが、ケーキの美味しさを倍増させとります。見た目よりもアッサリいただけるのは、ココナッツオイルを使っているから。これはもう芸術品の域やね。
幼い頃から菓子作りに興味を持ち始め、小学生の時に米国で食べた菓子に衝撃を受けたオーナーの足立あいさん。以来、英国留学や海外旅行を何度も経験し、そこで食べたもの、食べたいと思うものをエエとこ取りし、自分好みにアレンジして作っているそう。酒に合わせることも視野に入れ大人をターゲットにしつつ、子どもにも喜んでもらえるものをと、砂糖を米国のレシピの半分にする等、創意工夫を重ねてはります。千切屋さんやイベント等での出店を経て、昨夏に念願のお店をオープン。小ぢんまりした店内に並んだ菓子には、足立さんの大きな思いがギッシリ詰まっとりますわ。
 

 

【店舗情報】

A BAKES(エー ベイクス)

福知山市荒河東町46-1

電話:080-5339-8267

営業日/金・土・日・月曜

営業時間/11:00~18:00

「イナップルアップサイドダウンケーキ」1個460円(税込)

 

 


2021.2 金時きつねうどんとバッテラ半

 

広小路で暖簾を守り続ける最古の大衆食堂

 

 「大衆食堂」っていう呼び方がエエのか、悪いのか、アタシにはようわかりません。ほんでも、親しみと尊敬の念を込め、あえてそう呼ばせてもらいます。広小路の金時が福知山の大衆食堂を代表する存在なんは異論がありませんやろ。
さて、このコーナーが始まって10年余り。こんなに紹介するメニューで悩んだんは初めてでっせ。親子丼にするか、カツ丼にするか、それともラーメンと巻き寿司か。どれも絶品の人気メニューで、アタシも昔から大好きです。そんな中、チョイスしたんが「きつねうどんとバッテラ半」ですわ。
まずは、きつねうどん。舞鶴の豆腐屋から仕入れる分厚い油揚げが2枚、丼に鎮座しとります。味がようしゅんどってたまりませんわ。風味豊かな九条ネギも手切りやからこそ。ほんのり甘さを感じる汁は、利尻昆布や鰹節、鯖節等、国産のものにこだわって出汁が取られとります。口当たりのエエうどんは吉見製麺所さんのもの。やっぱ、食堂のうどんはこのやわらかさやね。なんやこの味、ホッとさせられますやん。
続いてはバッテラ。鯖寿司やなくて、押し寿司のバッテラ! 「半」っていうのはハーフサイズのことね。味がエエといわれる日本海産の新鮮な鯖を使い、寿司酢の配合は昔ながらの店独自のもの。注文を受けてから作られるさかい、コレがまた美味しいのなんのって。作り置きで売られとるものとは一味も二味も違いまっせ。何十年来のファンも多く、近所にある某有名店にも卸してはる逸品ですわ。
アタシが幼い頃、広小路には同じようなお店が何店もありました。それが今ではココだけ。駅前や市役所周辺の市街地にも残っとりません。創業は明治39年。今も営業を続ける大衆食堂では、福知山で(おそらく)最古のお店です。そんな老舗を切り盛りするのは5代目の植村奈都子さん。先代の母上から口伝されたレシピを試行錯誤し、ようやくこの味にたどり着いたとか。「馴染みの年配のお客さんが来てくださるお店を残しておきたい」と、笑顔で暖簾を守り続ける植村さんです。

 

【店舗情報】

金時

福知山市上紺屋46(広小路通り)

電話:0773-22-4053

定休日/火曜

営業時間/11:00~14:00 ※コロナ禍により昼のみ営業

「きつねうどんとバッテラ半」700円(税込)

 

 


2021.1 くらんイベリコ豚の餃子

 

この餃子、で食ってみな!飛ぶぞ!

 

 見出しの「飛ぶぞ!」は、某テレビ番組で元プロレスラーの長州力さんが放った言葉。ロケ先で美味しいホタテ貝を食べた時の感想です。恐らく、その美味しさから意識が飛んでしまう、興奮状態になるという意味で使われたもんでしょう。この餃子を初めて塩でいただいた時、まさにそう思ったもんでっせ。
中華料理をメインにした居酒屋&お食事処。オーナーの橋爪智明さんは、あの「餃子の王将」で20年にわたって店長を務めた方。初めてお店に入った途端、「あ、王将の店長やん!」でした。当然、餃子をオーダーしますわな。なんせ、餃子を1日に200万個も売り上げる王将で店長をしてはったんやし、イベリコ豚を使っとるというプレミア感もありましたから。
元々、脂身の少ないイベリコ豚から、さらに脂身を抜いて肉本来の旨味を引き立てた豚肉。キャベツやニンニク等、厳選された国産野菜。それらを皮で包み込み、焼き方にもこだわって丁寧に焼き上げられた餃子。お初の時は酢醤油+ラー油のオーソドックスなタレでいただきました。クドくないアッサリした味で、それでいて豚肉の旨味がシッカリ感じられる、ジューシーでとても美味しい餃子です。
それからしばらく。2回目の時、橋爪さんにおススメいただいたんが塩。餃子を塩で? 選りすぐりの大粒の塩を炒って山椒とブレンドし、試行錯誤の末にたどり着いた「魔法の塩」やとのこと。まあ、そこまでいうなら塩で食べてあげようやないか。瞬間、「飛ぶぞ!」でしたわ。もちもちの皮ともよう合うて、餃子の美味しさがさらに際立っとるやないですか。タレでいただく餃子とは、まるで別物のようでっせ!
健康志向でもあるこのイベリコ豚の餃子を広め、将来は専門店として全国展開したいと夢を熱く語る橋爪さん。美味しい餃子で「飛ぶぞ!」ではなく、ホンマに全国へ大きく羽ばたいてほしいもんですわ。

 

【店舗情報】

美酒菜館 くらん

福知山市駅前町426

電話:0773-48-9524

営業日/日曜

営業時間/平日11:00~14:00、17:30~22:00、

     土祝17:00~22:00

「イベリコ豚の餃子」390円(税別)

 

 

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