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〔2019〕
- 2月 circlecoffee「選べるジャム&バタートースト」
- 3月 福知山成美高校「SEIBI学食カレー」
- 4月 吉見製麺所「タレラーメン旨辛味」
- 5月 つむぎカフェ「日替わりランチ」
- 6月 Good Time「ウエスタンバーガー」
- 7月 大江観光「えごまアイス」
- 8月 一ゑん「豆皿八寸」
- 9月 CALM「ガパオライス」
- 10月 tomtom「のぶしな玄米珈琲」
- 11月 粂蔵「海鮮丼」
- 12月 アリエル「ライスのエッグベネディクト」
2019.12 アリエル「ライスのエッグベネディクト」
メルヘンの世界に浸りながらのんびりと
もうすぐ平成が終わる3月末、府道から少し入った住宅地にひっそりとオープンした小さな小さなお店。「人は明るく楽しい場所に集まる」と、オーナーの松宮まり子さん。有名テーマパークの色使いを参考にしたメルヘンチックな店内はまるでリアルなおもちゃの家でっせ。
さて、エッグベネディクトです。舌を噛みそうですね。恥ずかしながらどんな料理か知りませんでした。ニューヨーク発祥の料理で、マフィンの半分にハムやベーコンなどとポーチドエッグ、オランデーズソースを乗せたものです。松宮さんは目玉となるメニューとしてコレを選び、各地のお店を食べ歩いて勉強したそう。既製品のポーチドエッグやソースを使い、同じような味と形のお店が多かったことから、自身は全てを手作りすると決めたんですって。
ココの最大の特徴は、マフィンやなくてご飯を使っていること。しかも、彩りも考えられた5色のふりかけで味付けされた、思いっきり和のテイストのご飯。そこに洋のテイストのオランデーズソースって、絶対にミスマッチですやん。ところがどっこい、ソースのフレッシュさと卵の濃厚さが、ビックリするほど味付けご飯と合うんですわ。まさに食のイリュージョンやぁ。
健康志向で食の安心・安全を目指す松宮さん。水、米、卵、野菜など、食材は地場のものを使うこだわりを持ち、体にやさしい調理を心がけてはるそうです。店名は、もちろんあの主人公の名前から付けられました。無知なアタシは洗剤かと思いましたがな。失礼ですって? いや、松宮さんもそう説明してはるんですわ。
【店舗情報】 Cafeアリエル福知山市興7-14 電話:0773-27-6124 定休日/月、火曜 営業時間/9:30~16:30(ランチは11:00~14:00) ●「ライスのエッグベネディクト」780円(税込) |
2019.11 粂蔵「海鮮丼」
お気に入りの器に旬の魚介をズラリと並べ
昨年9月のこと。いつものように愛車を走らせ通勤しとると、六人部中学校の向かいの以前は企業の社員寮やった建物に、なんや賑やかな幟が立てられてますやん。日中に通ると入口に趣のある暖簾も下げられとります。
気にはなったけど、なかなかよう行かんヘタレなアタシ。ひょっとしたら社員寮の食堂かもしれませんやん。で、そうこうしとると、いろんな方々から「行ったか?」「美味しいで!」との声を聞くように。こりゃあ行かへんわけにはいきませんがな。
その時々の旬のものを大阪や舞鶴等から仕入れ、それによってネタの内容が変わる海鮮丼。この日は鯛、サーモン、ハマチ、マグロ、タコ、イクラ、エビと7種類がズラリ。ちなみに鯛は明石のものやそうです。ネタの鮮度と味はもちろん、シャリ(六人部産のお米)のボリュームも申し分なしですわ。お野菜も六人部の有機野菜を使うこだわりようで、脇を固める小鉢もエエ仕事をしとります。
福知山の各店で腕を磨いたオーナーの芦田昌訓さん。海鮮丼、ステーキ丼、日替りランチの3種類でスタートしたメニューも、今では各種定食や麺類、丼物等、バラエティに富んどります。お料理が盛られている器は綾部市の白雲窯のもの。奥様がファンで、お店を始めるんやったらコレを使ってほしいとリクエストされたんですって。
店名の「粂蔵」は芦田さんのお爺さんのお名前で、字面が飲食店に持って来いやと思ったとか。現在は昼だけの営業ですが、近々夜も始めるつもりやと意気込んではります。これは楽しみやないですか。あ、社員寮の食堂やありませんからご安心を。
【店舗情報】 粂蔵福知山市多保市132-20 電話:0773-26-4724 定休日/月曜日・第3日曜日 営業時間/11:00~15:00(夜は予約のみで17:00~22:00) ●「海鮮丼」1,500円(税込) |
2019.10 tomtom「のぶしな玄米珈琲」
信級(のぶしな)の炭焼き職人が焼いたお米で淹れる珈琲
幼い頃からコーヒー好きのアタシ。朝は必ずコーヒーを飲まないとスッキリ始動ができません。この原稿を書いとる午前中の時点で、すでに3杯目に突入しとります。
さて、広小路商店街に、8月18日にオープンしたこのお店。オーナーは昨年8月号の本誌「ふくち暮らし」に登場していただいた増茂友美さん。DIYにより改装された店内には、福知山のこだわり農家の野菜をはじめ、増茂さんが厳選して各地から仕入れた約150種類のオーガニックやフェアトレード製品等がズラリ。そんな中、コーヒー好きのアタシのアンテナにヒットしたのが「のぶしな玄米珈琲」ですわ。
信州の秘境「信級(のぶしな)」は、長野市の山の中腹にある小さな山村です。そこの炭焼き職人が、炭焼き後の窯の余熱で信級産の玄米を丁寧に焙煎したのがコレ。そう、コーヒー豆やなくてお米なんです。♪コーヒーのようでコーヒーでない(ベンベン)、玄米茶のようで玄米茶でない(ベンベン)、それは何かとたずねたら…♪ コーヒーのような香ばしさとコクに加え、ほのかに感じるお米の甘さは、何ともいえない優しい味わいです。しかも、ノンカフェインで玄米の栄養価も吸収しやすいときていますから、体にも優しいのがうれしいやないですか。
お店の2階は明るくて心地良い板張りの部屋。そこでこの玄米珈琲をいただきながら、ゴロンと横になってのんびりと読書に耽りたいものです(いや、それはできひんけど)。のぶしな玄米珈琲が買えるんは、京都府内ではココだけでっせ。
【店舗情報】 tomtom natural market福知山市中ノ48-8 電話:0773-45-8447 定休日/月・水+不定休 営業時間/9:00~15:00(土日17:00) ●「のぶしな玄米珈琲」800円(税込) ※ドリップバッグ8袋入りの価格です |
2019.9 CALM「ガパオライス」
アーキテンポで週に1度だけのお楽しみ
「グルメ番長」なんて食通ぶってはいるもんの、実はソコソコ食わず嫌いなものが多いアタシ。エスニック料理は、その最たるものでしたわ。いやいや、馴染みがないからしゃあないってこともありまんがな(と、苦しい言い訳をしておきます)。
さて、ガパオライスです。タイのお料理で、簡単に言うたら鶏肉のバジル炒めご飯でんな。ここ何年かで耳にする機会が増え、お弁当チェーンやカフェのメニューになったり、テレビでもよう紹介されとる人気急上昇のエスニック料理ですわ。
冒頭に書いた通り、この手のお料理は…やったんですが、知人からスゴいプッシュがあったんです。「メチャクチャ美味しい!」と。はい、一撃でした。ものの見事に陥落です。半世紀以上、敬遠しとったことを悔いました。ほんまに美味しいです。
鶏ひき肉とタップリの夏野菜。夏の食べ物というイメージがありますが、野菜は地元産の旬のものを使います。調味料は現地のものを仕入れ、本場の味の基本を守りつつ、日本人の口に合うよう味付けをアレンジ。ご飯はタイ米を使うこだわりようです。いや、タイ米ってこんなに美味しかったんやとビックリさせられましたわ。
他のお仕事をしながら週に1度、他店のお手伝いをしてはった若きオーナーの足立雄平さん。アーキテンポの話を聞き、こちらでの出店を決めはったそう。今は週に1日だけの営業ですが、「将来は自分の店を持ちたい」と情熱を燃やしてはりまっせ!
【店舗情報】 エスニック料理 CALM福知山市字下新(新町商店街)アーキテンポ 電話:080-4235-2483 毎週火曜のみ営業 営業時間/11:00~15:00、18:00~23:00 ●「ガパオライス」800円(税込) |
2019.8 一ゑん「豆皿八寸」
日本料理は世界で一番からだに優しいお料理
天橋立ホテルの総料理長を務めてはった円城寺利之さんが、昨年2月に開いた日本料理のお店。ゆらのガーデン内の店舗やさかい、そらぁ小ぢんまりとはしとります。そやけど、格調高い雰囲気がビンビンと伝わってきますがな。
「豆皿八寸」は、8寸(24㎝)四方の低いふちのあるお盆に、豆皿に盛られた9種のお料理(先附、焼物、酢の物、焚合せ、蒸し物、口取、合肴、香物、デザート)が彩りも鮮やかに収められています。お盆の外にはお造り、揚げ物、ご飯、味噌汁・・・そう、会席料理が凝縮された、いわばミニ会席料理なんです。ほんまにゴージャスなランチやから、お昼の特別な会食、ちょっとした集まりに利用したいですよね。いやいや、そない気張らん時の気楽なランチでもOKでっせ。
魚介類は栗田や舞鶴等の日本海のもの、野菜はいろんなお店から選りすぐり、お米は丹後コシヒカリの特A米。厳選された旬の食材を使い、季節の彩りを考えて創意工夫されたお料理。味はもちろんですが、器も含めて見映えや季節を考えて作られ、四季を感じられるのが日本料理やそうです。で、その献立を考えることができて初めて料理長になれるんですって。いやぁ~実に奥深いやないですか。
18歳から日本料理の修行を始め、大阪や京都で料理長を歴任し、全国規模のコンテストで何度も入賞経験のある円城寺さん。超一流の料理人やのに、そんなことを感じさせない気さくなお人柄が、お料理の美味しさを倍増させとる気がします。
【店舗情報】 日本料理 一ゑん堀今岡6ゆらのガーデン内 電話:0773-24-1050 定休日/火曜日 ※夜の営業は前日までの予約制です。 営業時間/11:30~14:30(LO14:00)、17:00~21:00(LO20:30) ●「豆皿八寸」2,300円(税別) |
2019.7 大江観光「えごまアイス」
福知山産のえごまを使った健康志向のアイス
ここんとこ健康志向がエラい高まり、体にエエという食品がテレビや雑誌で紹介されるようになりましたよね。体のことを考えなアカン年頃になったアタシも、ご多分に漏れずチェックしまくっとります。
そんな中、血液サラサラ効果、肥満や生活習慣病の予防と改善等々、様々な効能があるといわれる『えごま』も健康食品として注目され始め、1999年頃からは福知山市大江町の農家で栽培されるように。その後、大江観光でもレストランで地元産のえごまを使ったそばを出したり、えごま油やえごまドレッシングなどの販売が始まりました。近年では、えごまが各メディアで多く紹介されるようになり、生産量の増加から市内の他の地域でも栽培されるようになったそうですわ。
そして昨年8月、新たに登場したのが「えごまアイス」です。製造は兵庫県朝来市のアイス工房らいらっく。朝来市産のジャージー種の生乳を使った本格派アイスに、えごまの実そのものだけでなく、すりつぶした粉、油が混ぜ込まれとります。もちろん、原材料のえごまは福知山産のものでっせ。
クドくないアッサリした味がナイスです。えごまの風味がクセになりそうで、実のツブツブの食感もたまりません。ハイカラなフルーツのような華やかさはあらへんけど、それがまたエエんです。スッキリした後味が、なんや健康になれるような気分にしてくれますやん。アイスは京都丹後鉄道の大江駅の売店で売っとりまっせ。
【店舗情報】 大江観光株式会社福知山市大江町河守398 電話:0773-56-2070 定休日/無休 営業時間/8:00~17:30 ●「えごまアイス」350円(税別) |
2019.6 Good Time「ウエスタンバーガー」
アメリカ人も感動したアメリカンなお店
福知山市内から国道175号線を走って春日IC前を通過すると、右前方にひときわ異彩を放つ建物が現れます。西部劇の映画で見たことのある、テキサスの広~い荒野にポツンとあるようなお店です。店内に足を踏み入れると、いきなり度肝を抜かれまっせ。そこはまさに異文化ワールド。キョトンとしていると、「北斗の拳」の悪党か、それともどこぞの傭兵かと思うようなマスター(失礼!)の鋭い視線が突き刺さりまんがな。
アメリカンなメニューが並ぶ中、やはり一押しはマスター自慢のハンバーガー。ウエスタンバーガーは特注のバンズに手間隙かけて焼き上げたパテ、それに玉子焼き、チーズ、レタス、トマト、レッドオニオンとハンパないボリュームです。品質にこだわった肉によるパテは250gもあります。バンズは大きさや形まで指定した特注のもので、味と歯ごたえが最高です。野菜以外のすべてに隠し味が施され、それらが素材&特製ソースと見事に調和しとります。その味を探るのも楽しみの一つですわ。
高く積み重ねるハンバーガーが多くなった昨今、マスターはそれを否定し「両手で持ってかぶりついてこそ!」といいます。見た目はスゴいけど、ペロリといけるから不思議です。ただ、付け合せのポテトが3Lぐらいの量があるのは…(汗)。
悪党なんてとんでもない、実にフレンドリーで愉快なマスターです。「アメリカなんか行ったことあるかいな!」と豪快に笑い飛ばし、想像の世界だけでこのお店を作り上げたとか。アメリカ人の客が「オーマイガッ!」と感動したというんやからビックリしますわ。
【店舗情報】 Good Time coffee shop丹波市春日町野村2482-1 電話:0795-71-4576 定休日/月・火曜(祝日は営業) 営業時間/10:00~18:00(日・祝17:00) ●「ウエスタンバーガー」1500円(税込) |
2019.5 つむぎカフェ「日替わりランチ」
安らぎの場をめざして
昨年9月に忽然とオープンしたカフェ。市街地から離れとることもあって、正直なところあんまり気に留めてへんかったんですわ。そしたら、いろんな方々がSNSに日替わりランチの画像をアップして、ほんでもってエラい絶賛しとりますやん。しまった、こりゃあ行ってこなあきませんがな!
ご覧のとおり、ボリュームがまぁハンパないですわな。何種類もの手作りの料理が、いつも2枚の皿に盛り付けられます。肉料理がメインになることが多く、この日は煮込みハンバーグ。野菜もタップリで、バランスもシッカリ考えられとるのがうれしいやないですか。オーナーは3人の男の子を育て上げたママさん。息子さんたちから「これだけしかないの?」といわれないよう、とにかく食事の質と量にはいつも気を使ったそう。その思いがあるから、ココでもボリューム満点なんですって。
ママさんオーナーが3軒の店を回って食材を調達し、自宅で仕込みがされる料理は、その家庭的な味がホンマにたまりません。毎回、工夫を凝らして料理を替えるのが強いこだわり。コレで650円って、完全に利益を度外視されとりまんがな。
静かな音楽が流れる明るく開放的な店内。リラックスできる雰囲気に、お客さんたちの会話も自然と弾みます。「安らぎの場をめざしています」というだけあって、そらぁエエ居心地です。そやから、食後はいつも居眠りしちゃいそうですわ。
【店舗情報】 つむぎカフェ福知山市荒河小字狭間4-3 電話:0773-24-5881 定休日/土・日・祝 ※4/24まで休業中です。 営業時間/10:00~17:00 ●「日替わりランチ」650円(税込) |
2019.4 吉見製麺所「タレラーメン旨辛味」
月に1度だけのお楽しみ♪
2016年10月から新町商店街で始まった福知山ワンダーマーケット(長いからWMにしますね)。月に1度、第4日曜日に開催されるイベントは、回を重ねるごとに盛り上がりを見せとります。アタシも大好きで、福知山にいる時はほぼ足を運びます。そのWMで必ず行列ができとるのが、このタレラーメンですわ。
旨辛味としょうゆ味の2種類。アタシのお気に入りは旨辛味。温泉卵とひき肉、ネギ、タレを麺にからめていただきます。一口すすると、麺の風味とタレ&ひき肉の旨味が口いっぱいに広がり、後から絶妙な辛さが追いかけてきます。もう、箸が止まらへんがな。タレが飛び散るのもお構いなしに、麺をすすり続けてしまいまっせ。
飲食店ではありません。創業70年近くになる老舗の製麺所です。「麺屋ですから、麺ありきの発想です」と語るのは3代目。自慢の中華麺に合う食べ方、味をとことん追求した逸品は、子どもも美味しいと思えるよう辛さ控えめ。幼い子連れの家族も楽しめます。手作りのタレとひき肉は毎回、美味しさを求めて改良が重ねられるそう。タレはコクを出すために鶏ガラだけでなく肉も加えられますが、その量は採算を度外視して増え続けているんですって。ホンマに恐れ入りますわ。
関係者に誘われたのがきっかけで、WMには1回目からほとんど欠かさず出店されとります。タレラーメンが食べられるのはWMだけ。「地元のためにWMがますます盛り上がるよう、少しでも力になりたいですね」と、3代目は目を輝かせます。
【店舗情報】 吉見製麺所福知山市字西長42 電話:0773-22-4989 定休日/日曜日・祝日 営業時間/10:00~18:00 ●「タレラーメン旨辛味」600円(税込) |
2019.3 福知山成美高校「SEIBI学食カレー」
レトルトながら卒業生も懐かしむ味
今月号の特集は「卒園卒業」。奇しくも今回はアタシと2人の娘たちの母校、福知山成美高校の登場です。同校の学食で一、二の人気を争うカレーを紹介します。
娘たちも利用した現在の学食は、アタシらのころとは比べもんにならんくらい広くて、明るくて、キレイです。彼女らも「美味しかった」と口をそろえるカレーは、オープンスクールで中学生に振る舞われることもある逸品。それを生徒がレトルト化したっていうんやから、インド人もビックリならぬ卒業生もビックリですわ。
きっかけは一昨年春、マネジメントコースの「商品開発」の授業。学食のカレーをプロデュースするっていう授業の一環で、同年秋の文化祭で学食のものをベースにした数種類のカレーを販売し、アンケートで人気調査もしました。さらに昨年2月、オリジナルのレトルトカレーが作れるという案内を目にして、「それなら学食のカレーや!」と生徒たちの魂に火が着いたんですって。
学食の栄養士と相談してレシピを作り、パッケージのデザインも授業に取り入れたコンテスト形式で募集し、文化祭の直前にようやく完成。文化祭や市内のイベント等で販売したら飛ぶように売れ、今では納入された1200個も残りわずかな状況です。
高級店等のカレーとは違い、いたってシンプルでフツーの味。でも、それこそが学食のカレーの味なんです。少し甘みのあるカレーに、娘たちや多くの卒業生が「懐かしい」といいます。センバツ出場が決まって盛り上る同校ですが、熱いのは野球部だけやありませんよ。すでに学食カレー第2弾がスタートしていますから。
【店舗情報】 福知山成美高校福知山市字堀3471-1 電話:0773-22-6224 ※学食では食べられません。レトルトのみ学校で販売。 ●「SEIBI学食カレー」500円(税込) |
2019.2 circlecoffee「選べるジャム&バタートースト」
焼きたてのトーストで至福のひとときを
パンには目がないウチのカミさん。本誌の昨年10月号の特集を見て飛んで行きよりましたわ。彼女の大好きな分厚いトーストが載っとりましたから。で、すぐさま画像とともにラインで指令が来ましたがな。「美味しいから、すぐに行け!」と。
毎日、焼き上げられる手作りパンは、全粒粉の香ばしい風味がたまりません。フワフワもっちりな食感で引きが強く、ほんのりとした甘みがあります。そのまま食べても美味しいパンに、自家製ブルーベリージャムや季節のフルーツジャム、バターでいろんな味が楽しめるっていうんやから、そらぁ贅沢の極みですわ。
この日のジャムはパイン、ベリー、ミルク、リンゴ、バターはプレーン、レモンカード、イチジク、ナッツ。この中からお好みの4種類が選べ、チョイスしたのがベリー、リンゴ、レモンカード、ナッツ。パン、ジャム、バターのどれもがシンプルな美味しさで、それぞれが余計な主張をせず、互いが仲良く美味しさを引き立て合っているようです。ジャムやバターを少しでも残すのが勿体ないから、ちぎったパンをダイレクトに器に突っ込んでしまいます。行儀なんか構ってられへんけど、さすがに指を突っ込むのは思いとどまりました。火曜日から金曜日までのメニュー。開店から11時まではコーヒー、それ以降はスープが付きます。
カウンターやテーブル、壁等に床材や廃材が使われた、こだわりのある仕様の明るい店内。アメリカンな雰囲気の溢れる開放的な空間は、ゆったりとした時間が流れているようで居心地が良いですね。
【店舗情報】 circlecoffee福知山市岩井51-18 電話:0773-23-2800 定休日/不定休(夏季休業、年末年始) 営業時間/9:30~17:00(LO.16:30) ●「選べるジャム&バタートースト」600円(税別) |